どうしたら自分が好きになれるんだろう?自分を嫌いになるのを止める方法


自分が嫌でどうしようもない、

何をやっていても自己嫌悪感が出てくる、

自分は人に迷惑をかけるだけの存在で何で生まれてきてしまったんだろうと考える・・・、

こういう感情はある時期まで私の中で当たり前にありました。

 

今もゼロではありません。

 

自分が辛いだけならまだいいのですが、自分に自信がないと周囲の人にも迷惑をかける、不愉快な思いをさせることにもなりかねないという問題があるんです。

 


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なぜ自分を好きになれないか。

 

自分を好きになるだけの価値を自分に見つけられませんでした。

 

長所が一つもないように感じていました。

 

客観的に見て、自分がこの世で最低な資質(犯罪者であるとか・・・)を見つけ出せるわけでもないのに、それでも自分が恥ずかしくて存在すること自体罪悪のように感じて仕方ありませんでした。

 

逆に他の人はどうして自分を好きになるのか、不思議で仕方ありませんでした。


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かなーりひどい生活してたりいい加減な態度の人でも、他人に迷惑をかけているような人でも、罪悪感なんて感じてない人も多くいます。

 

どうしてそういう人はそのままで平気なんだろう。

 

自分が感じているような「こんな自分は価値がない」といういたたまれなさを感じずに済んでいるんだろう。

 

自分を受け入れられるんだろう。そういう人と私は何が違うんだろうとかなり悩みました。


私が出した結論は「そのままの自分を受け入れてもらった経験ではないか」ということでした。

 

子ども時代からずっと、やりたいことを否定されて続けてきていたら、そうなってしまうだろう。

 

条件付きでなく愛された経験の少なさ(親との関係です)が、自分にオッケーを出せないことの理由だというのが私の結論でした。


子ども時代に戻って誰かに思いっきり大事にされたい。

 

そのままの自分を肯定されたい。

 

それが当時の私の最大の望みでした。

 

でもそれはどんなに願ってもかなわないこと・・・

 


だったら大人になった今、大事にされる経験を積めばいいのではないか?


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しかし、無条件に愛される、肯定されるなんてことは、乳幼児が保護者にのみ求めていいことです(保護者となった人はそれだけの責任があります)。

 

彼氏や友達はかなり私に協力してくれましたが、彼らにそれに求めること自体、おかしなことでした。


無条件に愛してくれる人をめっちゃ求めてました。

 

子ども時代に無条件に受け入れてもらう経験を積むことができない自分は、一生このまま自分を愛せないで終わるのか。


そんな時、ACに関する本の中で「自分が、子ども時代の自分の親になる」というような概念を知ったのでした。

 


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自分で自分を大事にしよう。 

 

誰かを求めるよりそれが一番確実。


そこでまた「そんな価値があるか」とか堂々巡りになっていくんですけれども(笑)とにかくやってみよう、やるしかない!と思う程度に、その時の自分は必死でした。

 

自分で自分を大事にするってどんなこと?

 

自分が好きなこと、喜ぶことをすることです。

 

いろんな手段があるでしょう。

 

エステ?マッサージ?ゆっくりお風呂に入るとか、好きなエッセンシャルオイルを炊くとか、猫と遊ぶとか。

 

ジェットコースターに乗るとか。思いっきり歌うとか。   


私が「自分で自分を大事にする」手段として一番思いつくのは、美味しいものを食べることです(食いしん坊だから!笑)


良い素材を使って誰かが心を込めて作ってくれたものをゆっくりじっくり味わう・・・これにまさる自分のいたわりはないと思います。


食事の内容はもちろんだけど、誰かが自分のためを思ってくれた、ということが、私の心を温かくしてくれるのです。


でも、そんなこといつでも頼めるわけじゃない(お金がふんだんにあれば違うかもしれないけど・・・)


自分のために、自分を大事に思って、ご飯を作ってくれる人が常にいる、なんて無理・・・
だったら自分で作ろう。さっきの「自分が、子ども時代の自分の親になる」ということにもつながります。


自分で自分を好きになれないことは生きづらいです。

妙なナルシストにならなくてもいいですが、常に「こんな自分どうしようもない」と責めながら生きなくてもいいということです。

 

ダメなところもあるけど、まあほどほどこの程度の自分でも別に悪くない・・・自分に対してそのように思ってほしいのです。自分に厳しいのは悪くはないですが、自分を罵倒していじめる必要はないのです。


こういう感情がごく普通にある人は、過去にこのような感情を自分にぶつける人が周囲にいたのではないでしょうか。

 

長年の間に思い込んでしまったことから逃れることは容易ではないです。

 

でも本当に強い自己否定感から解放されたいなら、手段はあります。

 

私自身が過去ほど自分に意地悪しなくなったことを考えても、そこは自信を持って言えます。


自分で自分の食事を作ることは、エステやマッサージとは違い自分ひとりでできることも強み。

 

他人がいないとできないことより、自分でできることのほうが実現しやすいです。材料費以外お金もかかりません。


残りの人生、自分を嫌いなまま不幸な状態で過ごすのか、幸せになるために少しでも行動を起こすのか。

 

できることをやってみませんか。

生き辛さ・自分責め・自分嫌いの理由が見つかるカウンセリング
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