「週イチごはんを作ると自分が好きになる!」
お食事カウンセラーの木村綾子です。
セルフケアキッチンQooki というサロンで、発酵食品教室、食事カウンセリング、パーソナル料理レッスン(準備中)などを行っています。
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料理は面倒だからしたくない、
家族がいるから仕方なくしているけど、本当はしたくない、
だから自分だけしか食事が要らない日には手抜きする・・・
という主婦の友達がいっぱいいます。
彼女たちについて、本当はしたくないほど嫌いなことを家族のためにしているのは立派な献身だなと私は尊敬します。
(私は嫌いな掃除や洗濯を家族のためにできません><)
でも「素晴らしい」と私に尊敬されたって、したくないことをしなくてはいけない不幸せには変わりがない。
そもそもにおいてやりたくない家事なのであれば、自分一人の分なんてやりたくなくて当たり前でしょう。
しないで済むようになれば一番ハッピーなのだと思うけど、現実的には難しいんでしょうね。
喜んでくれる人がいるから作る気になる、それは素晴らしいモチベーションだと思うのですが、現実には「さんざん苦労して作ったのに家族は文句を言う」ことも多いらしく・・・
ここに至ると私はその忍耐強さを尊敬するよりも
「そこまでどうして自己犠牲するんでしょう。あなたをもっと大事にして」
と言いたくなります。
かくいう私も子ども時代、母親に食事の文句はしょっちゅう言ってました。
ひどい話ですが「主婦なんだから家族が満足する料理作るのは当たり前でしょ」くらいに思ってました。はっきりいうと母親のことは女中か奴隷くらいにしか思ってなかったと思います。
現在の「男女共同参画推進センターに勤める身」の自分は、過去の自分を捕まえて説教してやりたいです。現金収入がなくても母親が家事をしているから父も自分や妹も無事に安全に幸せに生活できている、父の給料の半分は母のもの、確かに母にとって家事は「仕事」だけど苦痛に感じているなら役割分担自体見直してもいいはず・・・などなど。
話が大きくなりましたが、食事は「食べない」というわけにはいかないところがほかの家事とはちょっと違う。
そうじや洗濯はまとめてやる、が多少は効きますが、食事は「大量に食べて、その後一週間食べない」みたいにまとめて処理、というわけにいかない。まとめて作ってアレンジ、みたいな料理は私もしますけど、毎日食べるたびにちょこちょこなにかはしなくてはいけない。それが余計に苦痛なんだろうな。私もやりたくない家事を毎日、しかも一日3回やらなくてはいけないとなったら発狂しそう。
でも、献立考えるのが面倒、買い物が面倒・・・その他にもいろいろありますが、大体の面倒は解決方法あります。
そのへんのテクニックは以下のサイトが参考になるなと思いました。一品でいい、とか買い物はまとめて宅配、とか私もやっていることがまとめて書かれてます。
面倒だからしたくない、なら、面倒でない料理ならいいのかな?
市販のレシピ本を見ると私も正直やる気は失せます・・・
私の作っている料理は難しくない。大体調味料が少ない。味付けは少しずつ加えることと目分量でOKなものばかり。
玄米菜食中心の食事になってつくづく感じたのは、肉や魚は料理するのが難しいということ。私の普段の食事は調理の難しい肉や魚を使わないから、楽なんです。
上記ご紹介した
自炊料理が続かない4つの理由と継続させるコツ|ベジ太郎のおいしい食卓
でも「一品でいい」と推奨しているし、有名あ料理研究家の土井善晴さんも「一汁一菜」を提案されています。それでいいんだと思います。
ネットで画像拾ってみました。
どれもおいしそうですよね。
栄養的にも十分じゃないかと思います。
大体現代人のかなり多くの人が年とともに肥満になっている。つまり食べ過ぎってことです。その点から考えても品数の多さ至上主義なのって変ですよ。
一汁一菜で十分。もし可能ならそこにお漬物などの発酵食品、そして蒸したり茹でたりしただけの野菜が加われば最高の食卓。
料理が難しくなったのは、明治以降欧米の食文化が入ってきてからだと言われています。それまで庶民はお味噌汁とごはん、お漬物で、おかずは干物を焼く程度だったそう。それまでは料理に技術も時間も大して必要なかったのです。
(魚柄仁之助さんの本で読みました)
それがいつのまにか食事というものの支度に手間暇をかけるのが当たり前になった・・・そして作ること自体面倒だと思う人、失敗するから作りたくないと思う人が増えたということです。
昔に戻ればいいと思います。技術のいらない料理をするということです。
単純に焼く、ゆでてしょうゆをかけておひたし、みそや塩麹で和えて和え物・・・調理のレベルを下げれば、面倒でもないし失敗もしない。
そしてこういう調理がしやすいのは野菜です。旬の野菜なら手を加えなくてもおいしい。いや、むしろあまりあれこれしない方がおいしいといえる。
そんなメニューじゃ子どもや夫が喜ばない!という意見を聞くと、ああなんて世の中の主婦さんって大変なんだろうと思います。人が喜ぶことのほうを自分の苦痛より重要視している。自分が楽したいからあなたたち我慢してね、とはならない。
この利他精神っていつどこで出来上がるんでしょうね。もうここまでくると「美しい」「立派」「けなげ」を通り越して、気の毒に感じます。
そしてそんなに身を粉にしたところで、必ず家族が喜んでくれるわけではないとなると、その我慢強さは何のためなんだ、何かいいことがあるのか、と問いたくなる。
もっと自分を大事にしなよ、というのは、おせっかいなんでしょうかね・・・
でもね・・・
そうやって「自分よりも家族」を優先にしているから、いざ自分を大事にできるチャンスのはずの「自分ひとりの食事」を生かす気力も体力もなくなってるんです。
どんな人にとっても誰よりも大事にするべきは自分のはずです。自分のケアができて初めて他人のケアもできるのです。
航空機で非常事態の時にどうするかという映像を最初に見させられるけど、子どものいる人はまず自分がマスクをつけるところからやるようになっています。子どもが先じゃないんです、まず子どもをケアする大人が先なんです。
自分のことより子どもや夫を優先する母、妻が素晴らしい、という価値観自体おかしいのではないでしょうか。
家族のためには自己犠牲して当たり前?滅私奉公って美しいものなの?この問題、そもそもそこから問い直すべきことなのです。
自分のやりたいことをやり、言いたい意見を言う人はエゴが強い、みたいな、ね。和を持ってして貴しとなす。出る杭は打たれるとか同調圧力ってやつが日本全体にはびこってることが原因なんですね。
母親がいやいや食事作りをやっているのも事実かもしれないけど、父親だって家族のためにやりたくない仕事をやっている。あ、つまり「俺だってやりたくないことやってるんだから、お前も我慢しろ!」そういう図式か。日本中「やりたくないことを家族のためにしぶしぶやっている」両親だらけなのか。
そんな環境で育つ子どもの幸福観、人生観ってどんなものになるんでしょう。
男性も大変だけど、女性の方が更に滅私奉公を強いられる場面が多いと(現時点では)私は思う。
妻だろうが母だろうが自分がやりたいことをしてやりたいように生きる人のほうが魅力的だし素晴らしい生き方だ、とどうしてならないのか。
日本における良妻賢母の基準が変わって行きますように。
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セルフケアキッチンQooki は
お食事カウンセラーの木村綾子が
「週イチごはんを作ると自分が好きになる!」
をテーマに
食生活改善カウンセリング
マンツーマン料理レッスン
発酵食品料理教室
などを行っているプライベートサロンです。
自炊は自分を幸せにする最強の手段です。
自分のために料理を作り、それをいただく。それは自分を大事にいたわり、愛する作業だから。
自分を大事にする食事が作れたら、他の誰かに喜んでもらえる食事も必ず作れるようになます。
自分を幸せにできたら、他の誰かも幸せにできます。
その結果、自分を大事にしてくれる誰かもみつかるのでは・・・♪
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